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ステルス機として配備された世界初の実用型となるF-117 ナイトホークについて現在モスボールとして保存されている機種全てについて廃棄処分が検討されているそうです。 

海外の航空専門サイトによると、アメリカの国家軍事委員会は米空軍に対し2008年4月に引退しモスボールとして保存され続けているF-117Aについて廃棄処分できるよう検討を進めていると報じています。同機は米議会により引退前に必要になった場合に戦力を維持できるよう保存するモスボールとして維持することが決定され、現在がその状態で保管され続けています。

Congress appears ready to let the Lockheed F-117A Nighthawk go

▼ネバダ州にあるトノパー・テストレンジで保存されているF-117
F-117

F-117は1981年に初飛行、1983年に運用が開始されたステルス攻撃機です。この機体が公になったのは1988年にアメリカの軍事月刊誌がスクープとして報じたことを受け国防総省が認めた経緯があり、開発開始から10年以上にわたりその存在すらも極秘扱いされていたという機体です。
その後F-22やB-2といったステルス戦闘機、爆撃機が登場し始めたことやF-35計画も進められ維持費やメンテナンスが割に合わないなどとして2008年4月22日に全機退役しました。

しかし、退役後の2014年にはF-117が稼働している様子が撮影されています。flightglobal.comによると空中給油も行うなど本格的な運用も行っていたとしているのですが一体何のためF-117を稼働していたのかは現在も明らかにされていません。

▼2014年トノパー・テストレンジで撮影されたF-117
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