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国内の砂丘といえば鳥取砂丘が有名ですよね。誰もが鳥取砂丘は「日本一の砂丘!」と思っていまいますが、実は青森県にこれを超える砂丘が存在しているそうです。

まるで砂漠に来てしまったのではないかと勘違いするレベルの砂が集まった砂丘。日本人なら一度は観光に訪れたい鳥取砂丘は国内を代表する砂丘なのですが、実は日本一ではなく国内最大の砂丘は青森県に存在しているそうです。

知る人ぞ知る日本一の砂丘は猿ヶ森砂丘(さるがもりさきゅう)と呼ばれており青森県の下北半島北部、太平洋沿岸に広がっています。面積を比較すると鳥取砂丘が約545haに対し猿ヶ森砂丘は約15,000ha。つまり鳥取砂丘の30倍という桁違いな広さを誇っています。

では何故この砂丘は有名ではないのかというと防衛装備庁に関係しています。実は猿ヶ森砂丘の大半は自衛隊で使用する兵器の試験場『北見試験場』となっており主に戦車砲や誘導ミサイルといた火器・弾薬等の弾道試験を行うという国内で3箇所(他には岐阜と札幌)しか無い貴重な場所となっています。

日本一の砂丘で戦車砲をぶっ放す(防衛装備庁)
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このような試験を行っており一般の立ち入りは禁止されており当然観光することはできないそうです。例えば航空自衛隊が毎年行っているような『航空祭』のように施設に入ることができる日が別途設けられているのか、と思いきやこれもないそうです。



もちろん、一般の立ち入りができるところも存在しており鳥取砂丘に負けない立派な砂丘が広がっているそうです。(参考