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三菱自動車の燃費偽装問題がニュースとなっていますが、自動車のホームページやカタログに掲載される燃費値について国土交通省は2018年により国際基準に合わせた測定方法の導入を検討していると報じられています。

現在、国内で販売される車については国内基準、JC08モードにより測定された燃費値が掲載されています。このJC08モードは試験場にて測定機器を搭載し様々な速度を行い得られた燃費の平均の値となっています。
しかし、車を運転されている方はご存知のように私達が運転する実際の走行ではJC08モードに表示されているような燃費を出すことが難しいと知られており、今回の三菱自動車の件を受け改めて実走行との差の問題が指摘されているとしています。

市街地、高速の燃費記載を検討/社会総合/デイリースポーツ online

そこで国土交通省は2018年より2014年に制定された国際連盟規格を導入する計画を立てており、これではより実走行に近い値を表示するよう自動車メーカーに義務付けるとしています。具体的には車重3.5トン以下に適用されるとしており市街地、郊外、高速走行等があるそうなのですが国土交通省では合わせてこの平均値の表示も検討しているとのことです。

近年のガソリン価格高騰やエコブームにより低燃費の自動車を求めるユーザーが多く一方でカタログ燃費と実燃費の差はよく耳にするエコカーでも1リッターあたり10km以上も差がある車も多く確認されていました。

この報道についてネット上では「誰もカタログ燃費なんて信用してない」「エアコンや暖房をつけた時の燃費も入れてほしい」「ドライバーを国土交通省から出せ」などコメントが寄せられていました。