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車やバイク、自転車など様々な乗り物が行き交う現代はこのような乗り物に関する事故は必然的に発生してしまうのですが、実は中国における年間の交通事故死者数は日本の実に63倍になっていることが明らかになりました。

2016年5月24日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、中国では毎日700人が交通事故によって死亡している。 世界保健機関(WHO)の推計では、中国の交通事故死亡者は年間26万人にも上り、その6割が歩行者と自転車、オートバイの乗り手。とりわけ中国の都市部で宅配業者を中心に利用の多い電動自転車や電動スクーターなどの電動車両が、道路安全上の新たな問題をもたらしている。

Record China
交通事故というと私達は自動車と自動車、自動車と人とイメージしてしまいますが中国の交通事故で亡くなる人の内訳を見てみると実は歩行者と自転車、またはオートバイ(電動車両)による死者数が全体の6割を占めているそうです。特にこのような事故は都市部に集中しているとしています。

中国では電動車両が多く普及しているそうなのですが、一方でバイクのように走行音が少ないことから「無音の殺人機械」などと呼ばれているそうです。そのため中国では規制する動きもみられ北京市では市内の主要道路では利用禁止、また深セン市でも電動車両の利用が禁止されています。

一方、上海市では今年3月末から交通違反の取り締まりが強化されています。理由は市民における死亡原因の第1位が交通事故になっているためです。WHOによる世界における年齢別の死亡原因について若年層では同じく1位になっているものの上海では15~44歳という広い年齢層で交通事故が1位になっていることがわかっているそうです。
中国紙、澎湃新聞によると自動車で交通事故を起こした人の6割が携帯電話を操作していたことが明らかになっており取り締まりでは特に運転中の携帯電話の使用禁止が呼びかけられているとしています。(参考)

人口が多い中国では交通事故の件数と死者数も多いのはわかるのですが、それでも63倍も違うとなると単純に人口の多い少ないではない運転技術や意識、車両の安全性が大きく関係していることは間違いないと考えられます。
ちなみに、中国では交通事故で相手に怪我をさせてしまった場合、治療費等が高額になるという理由から運転手が被害者を再び轢きしとどめを刺すという行為が確認されています。(参考)
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