一昔前、国内外で話題になったパワードスーツ。人間に装着しモーターでアシストすることで重い荷物も運べるようになる的な物なのですが、米軍によると近くパワードスーツの実用試験を実施すると発表しているそうです。
確かに人間が持ち運びするには困難な重量を持ち移動できる一方、その構造から機動性が著しく阻害されるなど問題を抱えているパワードスーツについて、米陸軍は「PowerWalk(パワーウォーク)」を使用した世界初と考えられる実用試験を行うとしています。
米陸軍、エグゾスケルトン型歩行アシストスーツの実用試験に移行 - BusinessNewsline
パワーウォークはカナダのブバンクーバーに本社を置くバイオニック・パワー社が開発したもので、形状は太ももの付け根からヒザ、そして足首をつなぐ物となっています。米軍によると現在の兵士は最大72時間の任務を行い、電子端末用として7~9kgほどのバッテリーを携行することになっているといいます。もちろん重や食料といった装備は別であり、パワーウォークを装備することで兵士の疲労軽減を目指したものになると考えられます。
同様のパワードスーツについて日本の防衛省は装着者の動きをアシストする「高機動パワードスーツ」を開発しており2015年度には開発予算として9億円を計上しています。
米陸軍、エグゾスケルトン型歩行アシストスーツの実用試験に移行 - BusinessNewsline
パワーウォークはカナダのブバンクーバーに本社を置くバイオニック・パワー社が開発したもので、形状は太ももの付け根からヒザ、そして足首をつなぐ物となっています。米軍によると現在の兵士は最大72時間の任務を行い、電子端末用として7~9kgほどのバッテリーを携行することになっているといいます。もちろん重や食料といった装備は別であり、パワーウォークを装備することで兵士の疲労軽減を目指したものになると考えられます。
Bionic Power Inc. - PowerWalk - Kinetic Energy Harvester from Bionic Power Inc. on Vimeo.
具体的な試験内容は明らかになっていないもののこの装置は兵士が歩行する歳、無駄なエネルギーをモーター経由で発電するというシステムが組み込まれており長時間の運用が可能になっているとしています。 米軍としては実用試験の後に実地試験を行うとしており、採用を目指している陸軍および海兵隊では2017年頃に実施するとしています。同様のパワードスーツについて日本の防衛省は装着者の動きをアシストする「高機動パワードスーツ」を開発しており2015年度には開発予算として9億円を計上しています。