ダイヤモンドインターチェンジ

交通量の多い幹線道路では右折(アメリカでは左折)しようとしても対向車がバンバン来て信号が変わるまで曲がれないということがありますよね。この問題に関して米当局は新型交差点を発明し導入することを決定したそうです。

ノースカロライナ州交通局(N.C. Department of Transportation)は、米国など右側通行の道路の交差点での左折を容易にする新型交差点を新開発し、近く、実際のフリーウェーに導入開始することを発表した。

米国など右側通行の道路の交差点で左折を行う場合、対向車の流れと逆らうこととなるため、特に交通量の多い交差点の場合、なかかあ左折ができないという問題がしょうじていた(日本などの左側通行の場合の右折に相当)。

BusinessNewsline


こちらが新たに発明されたという交差点です。この交差点はダイヤモンドインターチェンジと名づけているのですが、発想自体は2011年の段階で登場しており既に一部では試験導入されている交差点のようです。特徴としては高速道路のインターチェンジがある付近の交差点に導入するというもので、アメリカではインターチェンジがある付近の交差点では深刻な交通渋滞を引き起こす原因になっていたそうです。



さて、こちらがどのように車が流れるのか可視化したアニメーションになります。見ての通り信号による制御でスムーズに車が流れるとする内容になっているのですが、問題点としては交差点が複雑になっており逆走の心配や合流や車線変更が増えることによる事故が増加する可能性が考えられるものになっています。

実際にどのような事故が増えるのかは導入してみないと分からないことは確かなのですが、私みたいに運転が苦手な人にとってはあまり行きたくないような交差点であることは間違いありません。