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これまで4基のロケットの回収に成功したスペースX。一方で回収したロケットを整備し再度打ち上げるということは行われていなかったのですが、スペースXはこの試験になる打ち上げを今年9月以降に実施すると発表しているそうです。

イーロン・マスクが率いるスペースXは、これまで何度もファルコン9ロケットの地上や海上船への着陸に成功してきました。しかしこれらは、同社の「再利用可能なロケット」というコンセプトの一部分でしかありません。なぜなら、一度利用したロケットが再度打ち上げられない限り、コストダウンという目的は達成できないからです。

sorae.jp
アメリカの民間宇宙ベンチャー「スペースX」はファルコン9ロケットを打ち上げ後、地上または海上に設けられた船に垂直着陸させるという方法によりロケットの第一段目を回収することに4回成功しています。現在回収されたロケットが4基が整備されていると考えられるのですが、CEOイーロン・マスク氏によるとこの再整備されたロケットを使用した打ち上げを早ければ2016年9月から10月に実施すると発表しているそうです。

▼4回目の回収に成功したファルコン9ロケット(着陸は30分前後から)


イーロン・マスク氏によると、ロケットを再整備し打ち上げた場合のコストは最大で1/100程度になるとしており、1回の打ち上げコストは僅か1億円にも満たないコストで打ち上げができるという極めてコストパフォマンスに優れたロケットになると主張しています。
一方でこれまで回収されたロケットについて何割が再利用できるのか、再整備にかかった費用等の詳細はこれまで一切明らかにしていません。

仮に1/100にならなくても1/2の打ち上げコストになるだけで他のロケットの追随を許さない低コストの打ち上げを実施できるようになるのですが、打ち上げ成功率を維持したままいかに低コストを実現させるのか。この手のロケットとしては史上初の再利用ロケット打ち上げに注目していきたいところです。
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