エアロスパイクエンジン

アメリカの民間企業、ファイアフライ・スペース・システムズが開発を進めているのはファイアフライ アルファというロケットなのですが、これに搭載されるエアロスパイクエンジンの燃焼テストが実施されたもののその光景がすごいことになっていると話題になっているそうです。

アメリカ、カリフォルニア州に本社を置くファイアフライ・スペース・システムズは自社が開発したロケット「ファイアフライ アルファ ロケット」(以下アルファロケット)の初打ち上げを今年予定しています。このアルファロケットには第一段目にロケットエンジンが搭載されているのですが、実は従来のそれとは異なるエアロスパイクエンジンというもので構成されています。



ファイアフライ アルファ ロケット
こちらがアルファロケットの構造です。この画像では下部、オレンジ色ものが『FRE-2』というエンジンになります。
FRE-2
今回公開されたのは12基搭載されるFRE-2を1基を使用した燃焼試験です。(画像:ツイッター)

アルファロケットは全長77フィート、約22mと小型のロケットで12基で構成される史上初の量産型エアロスパイクエンジン搭載ロケットを目指しており、打ち上げ能力は国際宇宙ステーションが周回しているような地上2,000km以下の低軌道に880ポンド(400kg)です。打ち上げ費用については日本円でわずか9億円前後になるとしています。

ロケットのサイズから比較するとJAXAのイプシロンロケットの全長26.0m(2号機以降)があります。打ち上げ能力は地上500kmの太陽同期軌道に対しアルファロケットは200kg、イプシロンロケットは450kgです。イプシロンロケットは1回あたりの打ち上げコストが30億円以下を“目標”にしており、アルファロケットよりも2倍以上の貨物を搭載できるものの費用は3倍以上となっています。