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森林が生い茂るシベリア。なんとそこには知る人ぞ知る巨大なアリの巣のような形をした地形があるといいます。これはパトム・クレーターと呼ばれるもので古くから危険なエリアとして言い伝えが残っているとのことです。

シベリアというと1908年に起きたツングースカ大爆発(Tunguska explosion)が有名となるが、Siberian Timesという英字紙を読んでいたら、このツングースカ大爆発を上回る科学的ナゾとも呼べる、奇妙なクレーターがシベリアのイルクーツク州にあることが紹介されていた。このクレーターはパトム・クレーター(Patomskiy crater)と呼ばれているものとなる。

BusinessNewsline
ロシア、イルクーツク州。シベリアでも有名な州は230万人が暮らしているものの人口密度が1キロ平方メートルあたりわずか3人という規模なのですが、実はここに知る人ぞ知るなぞのエリアがあるといいます。

ペレヴォスという小さな街から直線距離で北に37km。原生林しかないエリアに灰色の石が山のように積もっているのはパトム・クレーターと呼ばれるものです。現在高さは40m、幅は160mほどでこの地形が誕生したのは周囲に生えている木の分析から今から少なくとも300年以上前と考えられているそうです。

この地形を発見したのはVadim Kolpakovという地質学者で、当時住民らから「近寄ると良くないことが起こり、生きて帰ってくることができない」という謎の地形「Гнездо огненного орла(火鷲の巣)」があると聞いたことがきっかけだったといいます。

▼パトム・クレーター
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パトム・クレーターは一体何なのか。『クレーター』と付いているものの少なくとも隕石の落下により作られたものではなく現在は火山とは異なる地下からの有害なガス噴射によりより作られたのではないかと考えられているそうです。
また現場付近では微量な放射線が確認されている他、過去に調査に出向いた調査員がここで突然死するという出来事も報告されており定期的にガスの噴出が確認されている危険スポットとなっているそうです。

パトム・クレーターについては発見後、国による調査が実施されたのは1963年のシベリア隕石委員会によるものでその後は2005年から10年にかけ本格的な調査が行われています。
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