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今年5月に登場し話題となった中国の“車の上”を走るバスに関して、試作車両が完成し河北省北戴河区で運用試験が開始されたと報じられています。

既存の道路に線路を敷設し車の上を通過できるようにするというこれまでにないバスが中国で開発されました。開発されたのはTEB-1(Transit Elevated Bus)という試作車両で16輪により線路上を移動します。車両は幅7.8メートル、長さ22メートル、高さ4.8メートルあるとのことです。

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その他のスペックとしては、全長300mの試験線を最高速度40~50km/hで走行することができるとしており定員は300人。車内には55の座席が用意されています。

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TEBは1階部分は2メートルほどの高さがもうけられており、渋滞する一般車両の上を通過することができるという、次世代の公共交通機関を目指しています。車両のアイディアは2010年、中国深圳に本社を置く華世未来駐車設備有限会社が発案したもので、当初の試算による同規模の地下鉄を構築した場合の約1割程度のコストで導入することができるとしていました。