中国メディア『重慶晨報』によると、先日チベットツアーのバスの多くが道路工事が原因とする渋滞が発生したのですが、そこであるもう一つの出来事があったと報じています。

観光バスが山間部で渋滞、女性客が近くの売店で商品買い占め... - Record China

記事によると、渋滞している道路付近にはこの近辺で1つしかない売店がありカップ麺やミネラルウォーターなども売られていたといいます。そこに現れたのは渋滞に巻き込まれた観光客の1人です。何を思ったのかその観光客は店の食料と水をすべて買い占めると言い出し、食料を買おうとしていた他の観光客に元値の2～3倍近い値段で売りつけていたとのことです。

居合わせた観光客によると昼食の時間帯で日差しが強い日で多くの人が食料や水を必要としていたといいます。また、他の観光客は無視し食べ物を購入しようとしたところ「手を出すな。この店のラーメンと水は私のものだ」などと言い放っていたといいます。

ちなみに、食料を買い占めた観光客は『買い占める』と言いつつも金は支払っておらず、そこはちゃっかりと『後払い』すると約束していたそうです。

記事では「このようなニュースは珍しい」という表現が書かれているのですが、手際のよさを考えると少なくとも初めての行為ではないと考えられます。