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SF映画では防犯カメラで撮影された犯人の顔写真を鮮明にするという作業が行われることがありますが、そのような技術に近いプログラム『srez』が海外のプログラマーにより開発されました。

David Garcia氏が開発した、非常に荒い解像度の写真を深層学習(ディープラーニング)を用いて高画質化するプログラムがGitHubで公開されている。 「srez」と名付けられたこのプログラムは、16×16ドットの低画質を縦横4倍の64×64ドットに引き伸ばす。その際に、深層学習で得られたパターンを参照し、非常に高画質に仕上げる。

PC Watch
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こちらの画像は16x16ドットのものを32x32ピクセルに拡大した例で、一番左が無処理の画像、その右が一般的な画像編集ソフトを用いて拡大した画像、その右側がsrezというプログラムで出力された画像、一番右側がオリジナル画像です。

このようにsrezで拡大した場合、これまで不可能だった細部まで綺麗に拡大することができ、ほぼオリジナルに近い結果を得られることができるというプログラムになっています。

srezは深層学習(ディープラーニング)という方法により処置されています。深層学習とは何かという点に関して、今回の画像の鮮明化は従来のような機械的な処理や補正をかけるのではなく、人工的な処理をコンピュータで行うことで鮮明化する技術らしく、最近は映像や音声といった分野では最先端の技術だといいます。

ただ、コンピュータ側には極めて重い負荷がかかるとしておりsrezで得られた1つの結果、16x16の荒い画像を32x32に拡大するというだけでも市販されている中では最新のグラフィックボードの一つ『GeForce GTX 1080』でも3時間処理が必要だったとしています。 
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