
再生可能エネルギーの一つとして太陽を利用する方法があるのですが、こちらは熱を利用した発電所です。中国メディアによると、中国初となる太陽熱発電所が稼働開始し送電を開始したのことです。
人民日報によると、青海省海西モンゴル族チベット族自治州のデリンハ市に建設された『徳令哈10MWタワー型溶融塩蓄熱太陽熱発電所』が先日稼働し送電を始めたと報じています。記事によるとこの手の太陽熱発電所の稼働は世界で3番目になるとのことです。
中国で進むクリーンエネルギー、初の規模化蓄熱太陽熱発電所... - Record China
発電所は中控太陽光発電有限公司が建設したもので、幾つかある発電方法の中でもタワー式太陽熱発電と呼ばれるものです。タワー式では地上に多くのヘリオスタット(反射鏡)が設けられており太陽の動きに合わせ鏡の角度を調整しタワー上部の『集熱器』に光を集めます。太陽光により溶融塩を1,000度程度に加熱し水を高温高圧の蒸気に替えタービンを回転させ発電を行っています。
太陽“光”発電とは異なり日が射していない夜間でも余熱による発電が可能であり、一般的には24時間連続して発電することができると言われています。

この技術に関して「独自の知的財産権を持つコア技術を採用している」などパクリではないといつものように説明した上で「設備の国産化率は95%以上」とのことです。出力は施設名のとおり10MWでアメリカを中心に稼働している最大の太陽熱発電所と比べると1/40以下となっています。(参考)

中国の太陽熱発電所に関しては他にも青海太陽火力発電グループがゴミ砂漠に中国の平均的世帯100万世帯分に相当する総出力200MW規模の施設を建設中で、こちらの発電所に関しては日没後日差しが無くなった場合でも最大15時間まで発電が可能だとしています。
中国で進むクリーンエネルギー、初の規模化蓄熱太陽熱発電所... - Record China
発電所は中控太陽光発電有限公司が建設したもので、幾つかある発電方法の中でもタワー式太陽熱発電と呼ばれるものです。タワー式では地上に多くのヘリオスタット(反射鏡)が設けられており太陽の動きに合わせ鏡の角度を調整しタワー上部の『集熱器』に光を集めます。太陽光により溶融塩を1,000度程度に加熱し水を高温高圧の蒸気に替えタービンを回転させ発電を行っています。
太陽“光”発電とは異なり日が射していない夜間でも余熱による発電が可能であり、一般的には24時間連続して発電することができると言われています。

この技術に関して「独自の知的財産権を持つコア技術を採用している」などパクリではないといつものように説明した上で「設備の国産化率は95%以上」とのことです。出力は施設名のとおり10MWでアメリカを中心に稼働している最大の太陽熱発電所と比べると1/40以下となっています。(参考)

中国の太陽熱発電所に関しては他にも青海太陽火力発電グループがゴミ砂漠に中国の平均的世帯100万世帯分に相当する総出力200MW規模の施設を建設中で、こちらの発電所に関しては日没後日差しが無くなった場合でも最大15時間まで発電が可能だとしています。