image2

現在、中国が運用している爆撃機としてジェットエンジン2基を搭載したH-6(轟炸六型)という旧式の機体があるのですが、海外メディアによるとこの機体の後継機にあたる爆撃機開発計画『H-X計画』が進んでいると報じられています。写真は現在運用されているH-6

中国が現在運用を行っているH-6爆撃機に代わる次世代長距離爆撃機「H-X」を開発へ進めていることが3日、中国人民解放軍空軍の最高幹部の発言により明らかとなった。

BusinessNewsline
これは中国の軍事関連情報を掲載しているイギリスのウェブサイトが報じたもので、先日中国吉林省長春市で開催された中国人民解放軍空軍(PLAAF)関連の記念式典で発表されたものだといいます。記事によると発表したのはPLAAFの最高幹部General Ma Xiaotianという人物で「我々は現在、次世代の長距離爆撃機を開発しており、近い将来にお目見えすることになるだろう」と発言したとしています。

image3
▲H-6 航続距離 6,000km 爆弾搭載量9トン

開発されるのは戦闘爆撃機ではなく、英メディアによると『long-range strike bomber(長距離打撃爆撃機)』と表現しています。現在PLAAFで運用されている長距離爆撃機はH-6でこれは旧ソ連が朝鮮戦争時代(1950年代)に初飛行したTu-16ベースの国産機です。

ジェット爆撃機としては黎明期の機種になり、現在アメリカが運用している爆撃機B-52並みに古く、B-1やB-2に比べると爆弾搭載量など基本性能が圧倒的に劣っています。

image1
▲米空軍のB-1 航続距離約12,000km 爆弾搭載量34トン

具体的にどのような爆撃を開発中なのかは英メディアは報じていないのですが、BusinessNewsline側は「西側の航空戦力の現状を踏まえて核兵器搭載能力は持たない通常兵器型の爆撃機となる見通し」としており、主に巡航ミサイルを主力兵器とした米空軍のB-1相当の機体になるだろうと予想しています。
このエントリーをはてなブックマークに追加