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東日本大震災以降、日本では屋根にソーラーパネルを載せている家を多く見かけるようになりましたが、電気自動車を販売しているテスラ・モーターズはソーラーパネルと屋根が一体型となった製品を発表すると報じられています。

現在、ご家庭の屋根に取り付けるソーラーパネルはいずれも『後付』となっており、完成した屋根の上にさらにソーラーパネルを載せるという方法が取られています。一方、テスラ・モーターズが将来販売を予定している屋根はソーラーパネルと屋根が一体形成されている特徴があり特に新築後にソーラーパネルを載せるときに必要な施工コストを削減することができ、より安価にソーラーパネルを導入することができるとしています。

Tesla: ソーラーパネル一体型の戸建住宅用用屋根を発表へ - BusinessNewsline

▼一般的な住宅におけるソーラーパネル施工例
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記事によると、販売を予定しているソーラーパネル搭載屋根は一般的なモノとはシステムが異なっており、蓄電用のバッテリーがセットになっているとのことです。そのためこの屋根をつけた家庭ではバッテリーに充電することで夜間や天候により発電できないときに使用することができ、ソーラーパネルの増加による電力供給が過剰となる問題も防ぐことができるものになりそうです。

ただ、家ごとに屋根の形も大きさも異なるためどのよう方法で生産していくのか、もちろんソーラーパネルが故障した場合は取り外しや交換ができるものになると考えられるのですが、具体的な仕様に関しては来月詳細が発表されるとのことです。