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NASA(米航空宇宙局)が日本時間今月27日未明に行うとしていた木星の衛星エウロパに関する重大発表について、エウロパ地表から噴出している水分を3回観測したという内容と報じられています。(画像はCG)

国内外メディアによると木星の衛星エウロパに関する重大発表を行うと数日前から予告していた件に関して、エウロパの地表から『水分』が噴出している“可能性が高い”といする内容と報じられています。

NNNニュースによると、今回の重大発表に関してNASAはハッブル宇宙望遠鏡を使用し1年3ヶ月に渡り10回の観測を行った結果分かったとしており、得られたデータによるとエウロパ地表に存在する間欠泉のようなものから地上200kmの高さにまで水分が噴出している様子がこれまで3度観測されたといいます。



▼観測されたエウロパの水分噴出とされる現象
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『200kmまで昇る水分』に関しては過去に観測されたことがあるものの、むしブロによると「別の研究グループが同様の観察しても確認することができず再現性が取れていなかった」としており、エウロパから間欠泉が噴出しているのかしていないのか研究者の間でも意見が別れていたといいます。
仮に間欠泉が存在しなかった場合NASAが2020年代に行うエウロパ探査計画や他の宇宙機関が行う同様の探査にも影響がでる可能性があったとしており天文学者の間では重要な発表になったとのことです。

いずれにしても水があるということは地球のように『何らかの生命がいる可能性もあるのではないか』と考えることもでき、私達一般人からも理解も得られやすく探査機を送り込む予算もつきやすいという『一般人の理解とお金の問題』も解決する意味もあったと指摘されています。