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セスナ機であれば機体に1つのプロペラがついていますよね。もちろんこれがなくては飛行機は空を飛ぶことはできないのですが、なんと海外で飛行中の飛行機からプロペラが落下するというありえない事故に遭遇した動画が撮影されました。

この動画を撮影したのはパイロットのマーク・ベーンさんです。所有するランスS-10という一人乗り軽飛行機を飛行中にプロペラごとポロっと外れてしまうという世にも恐ろしい事故に遭遇しました。推進力を失った飛行機とマークさんはいったいどうなってしまったのでしょうか。



問題が発生したのは動画では15秒あたり。プロペラの回転数が落ちると同時に空回転しているような音が響いてきます。そして異音から4秒後、エンジンの回転数を上げたところなんとプロペラが脱落。さらに機体に接触しつつ右下方向に落下してしまいました。

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プロペラが脱落したことに気づくマークさん。エンジンの回転数を上げるものの響いてくるのは空転音だけです。当時マークさんは滑走路の近くを飛行していたこともあり間もなく高度を下げ安全に着陸することができました。

事故に関して原因はどこにあったのかは分からないのですが仮に都市部や海上、山間部を飛行中であれば間違いなく命はなかったものと考えられます。

ちなみにマークさんは今も軽飛行機で飛行を続けているとのことです。