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今月17日オープンするロシアンメイドカフェ『ItaCafe』(新宿区早稲田町67 早稲田クローバービル)。店長はロシア人コスプレイヤーのナスチャん(ナスチャさん)なのですが、彼女は一体何者なのか簡単に調べてみました。

前回紹介した記事、ロシアの美人コスプレイヤー、日本でメイドカフェ『ItaCafe』開店へが意外と好評だったので今回は店長のナスチャさんについて、いったいどのような人物でなぜ日本で活動するようになったのか焦点を当てていこう思います。

まず『ナスチャん』という愛称に関して、本名と思われるナスチャ(一部ナスーチャ)という名前から来ているそうです。ナスチャさんと日本との関わりは2014年にフリープランニング株式会社(代表取締役:大森 拓也氏)が企画した「COSPLAY PHOTO FESTIVAL JAPAN 美しすぎるロシア人コスプレイヤー交流会」にて初めてコスプレイヤーとして来日したようです。(ロシアメディアSputnikによると以前に観光で日本に来たことがあるとのことです)。
このイベントではナスチャさんを含む8名のロシア人コスプレイヤーが来日しています。書かれてはいないのですが、どうやらこの時に日本で活動を目指すきっかけがあったものと考えられます。

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Photo:フリープランニング株式会社

その後、ItaCafeの開店までの流れに関してSputnikによるとこのように書かれています。
ナスチャさんのビジネスパートナーである大森拓也氏はスプートニクに、去年(2015年)ナスチャさんが突然日本にくると決めたことについて語った。ナスチャさんはどうしても長く日本に残りたかったが、学生ビザは2年間だけだった上、労働ビザ取得は非常に難しい。そこでナスチャさんと大森拓也氏は自らのビジネスを立ち上げることを決めた。
『ItaCafe』開店に関してはクラウドファンディングCAMPFIRE(キャンプファイヤー)により資金集めが行われました。目標額は20万円でオープンまでの調理練習や試食会の食材に当てるとしていたものの大幅に超える320万円が集まりました。

またこの件に関してロシア連邦大使館がツイートしていたことに関してはロシア連邦大使館及び日露協会がCOSPLAY PHOTO FESTIVAL JAPANを後援するという形で行われていたそうで、日本とロシアの文化交流を推進させる理由があったと考えられます。(参考) 



ナスチャさんに関しては2014年当時、特別注目されていたコスプレイヤーではなかったそうなのですが2016年3月、東京で開催されたアニメジャパン2016でアニメ「ガールズ&パンツァー」の登場人物「カチューシャ」のコスプレをしたところ、撮影された写真がTwitterなどソーシャルメディアで話題となりました。



Sputnikによるとナスチャさんは現在、「語学専攻の学生からカフェのディレクターになりました」と書かれています。これらの内容に関しては全てインターネットサイト上のニュースサイト等に掲載されていたもので調べられた内容は以上となります。


コスプレイヤーとして来日してから2年あまり、異なる文化と生活環境の中での『ItaCafe』開店になるのですが特にメイドカフェということで交流の面で様々な困難が待ち受けていることは確実です。ただ、プーチン大統領の来日を控え日露の文化交流や友好という大人でも難しい分野にアニメやコスプレといったソフトで切り込むで若いパワーに注目していきたいと思います。

ちなみに動画ではほとんど『声』が紹介されていないのですが、Twitterなどによるとかなり可愛らしい声となっているので興味のある方は彼女らのロシア語そして日本語を聞きにItaCafeに足を運んでみてください。