
身体的な健康以外も精神的な健康を保つ方法として、中国では先日政府機関が国民に対しスポーツコミュニティーに参加する、毎日1時間の運動をするなどの「中国健康知識伝播激励計画」が始動したと報じられています。
このほど、国家衛生計画生育委員会疾病予防控制局及び国家衛生計画生育委員会宣伝部、中国健康教育センター、中華全国ジャーナリスト協会は共同で「中国健康知識伝播激励計画(健康ライフを楽しむ)」プロジェクトを正式に始動させた。北京晨報が伝えた。「中国健康知識伝播激励計画」という日本語では『健康ライフを楽しむ』というプロジェクトでは身体面、そして精神面の健康を保つため幾つか方法が提唱されているといいます。
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これは『我要愛我(自分を愛する)』という語呂にかけ「5121」と略されており、内容は毎日5分間ぼんやりする時間を確保しスポーツコミュニティに参加し1つの運動スキルを身につけること。食の面では毎日12品目以上、1週間あたり25品目以上摂取し偏った食事とらないよう促しています。
このプロジェクトは国民に「身体」と「心」の2つの面から健康を意識するように促しており、『楽しく』『健康的でポジティブなライフスタイルを目指す』と位置づけています。
確かに書かれていることは心身の健康を保つにはとても良い内容だと思うのですが、これを行うには相当な努力が必要と考えられ、特に社会人では仕事帰りにこれが出来るのかというという疑問があります。また、誰を対象にしているのか、主婦なのか工事現場で働く人なのか、女性と男性、年齢が全く分けられておらず、そもそも何を根拠にこのようなプロジェクト内容になったのかが謎のとなっています。