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米国防総省によると運用を停止していた軍用の気象観測衛星が何らかの原因で爆発し大小100あまりの宇宙ゴミが発生したと発表しています。爆発した気象衛星は同じ構造を用いた後継機を含め複数の衛星が爆発しています。

US Air Forceの気象観測衛星「Defense Meteorological Satellite Program Flight 12 (DMSP F-12)」が軌道上で爆発を起こし、100個超の観測可能な大きなデブリが発生する事態となったことが10月24日、Air Force Space Commandの発表により明らかとなった。

BusinessNewsline
今回爆発を起こしたと発表されたのは『DMSP F-12』という米空軍(国防総省)が運用する軍用気象観測衛星です。当局によるとこの衛星は1994年8月に打ち上げられ、後継機が打ち上げられたことで2008年には高度850kmで燃料を消費させた上で運用を停止していたといいます。
また、先月24日に爆発した当時は衛星の状態も送信されないという完全な運用停止状態であったため何が原因で爆発したのかはわからないとしています。

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相次ぐ衛星の爆発

アメリカが打ち上げた気象観測衛星に関して相次いで爆発していることが報告されています。具体的には米海洋気象庁(NOAA)が運用していた気象観測衛星「NOAA-6」、「NOAA-7」、「NOAA-8」、「NOAA-16」そして米空軍が運用していた「DMSP F-11」が2004年に、「DMSP F-13」が2015年に爆発しています。

原因は『タイロスN』という衛星バスと考えられており、上記で挙げた全ての衛星にはタイロスNバスが採用されており、配線を留めるハーネスが外れバッテリーと接触することで充電されてしまい結果的に過剰給電で爆発したとされています。

▼DMSPにより作成された画像
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