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「この木なんの木 気になる木♪」という歌詞で有名な歌がありますよね。テレビCMでは歌と共に巨大な木が映し出されているのですが、実はこの木の維持に年間約5000万円の費用がかかっているとのことです。

4日放送の「怪傑えみちゃんねる」(関西テレビ)で、ニュースキャスターの草野仁が、日立グループのCMに登場する大樹「日立の樹」の莫大な維持費を明かした。

この日は、草野がゲストで出演し、自身が司会を務めるクイズ番組「日立 世界ふしぎ発見!」(TBS系)の裏話を語った。その中で同番組の単独スポンサーである日立グループのCMに登場する「日立の樹」について話が及んだ。

ライブドアニュース


こちらが日立グループのCMで登場する「この木なんの木 気になるき木」で始まる歌です。タイトルは『この木なんの木』なのですが、CMに登場する巨木『日立の樹』に関して撮影権も含め1年で約5000万円の維持費がかかっていると報じられています。

この木はハワイ・オアフ島の「モアナルア・ガーデンパーク」に今も健在で和名は「モンキーポッド」という種になります。詳しくはアメリカ原産のマメ科ネムノキ亜科ネムノキ属の常緑樹で「レインツリー」という別名もあるとのことです。

なぜ木一本にそれだけ多額の費用が掛かるのか。ネットの情報によるとモアナルア・ガーデンパーク全体の年間の維持費が日本円で6000万円程度とされています。

日立のウェブサイトによると『「日立の樹」は、日立グループの総合力と成長性、事業の幅広さ、力強さを、「大地に根を伸ばし、大きな枝を広げ、色とりどりの花を咲かせて実を結ぶ」1本の大樹にたとえたものです』と説明しています。(参考)
また2010年にアメリカ合衆国ハワイ州の“Exceptional Tree”(特別な木)に認定されたとしており、「日立グループは、モアナルア・ガーデンパークとともに、「日立の樹」を、これからも多くの人々に愛される木として大切に育てていきたいと考えています」とも説明していることから日立の樹を含むパーク全ての保全活動として支援しているものと考えられます。

モンキーポッドは主に南米で分布している種で「モアナルア・ガーデンパーク」の通称日立の樹に関しては高さは25m、幅40mで樹齢は130年と考えられています。