
昨年8月、中国天津市で発生した大規模爆発の裁判で裁判所は倉庫会社の社長に執行猶予のついた死刑を言い渡したと報じられています。
2015年8月12日夜、中国天津市浜海新区で発生した大規模爆発に関して、爆発を発生させた倉庫の運営会社となる『瑞海国際物流公司』の会長、于学偉らの裁判があり、この会長に対し危険物を違法に保管した罪や監督管理当局の幹部への贈賄罪などの罪で執行猶予2年付きの死刑判決と合わせて罰金70万元(約1096万円)が言い渡されたと報じられています。
天津爆発事故、現場倉庫管理会社会長に死刑判決、軽すぎると... - Record China
いくつかのメディアによると今回会長らと共に判決を受けたのは49人で幹部23人らは最高で無期懲役、また賄賂を受け取ったと認定された地元政府の幹部25人らは最高で7年の懲役となりました。
この爆発では死者数173人、行方不明者が28人となっており爆発から半径2km圏内の建物はガラスが割れるなど17,000世帯が被災しています。
会長の『執行猶予付きの死刑判決』は犯罪者に対し死刑の即時執行ができない場合に言い渡されるものだとしており、今回の例としては2年間ならかの犯罪を起こさなければ無期徒刑に減刑されるとのことです。
この爆発に関しては1回目の爆発のおよそ30秒後に2度目の大規模爆発が発生しています。爆発の規模は1回目がTNT爆薬換算で3トン、2回目は21トンとされており爆発地点ではクレーターのようなものが成形されました。
その後、1か月あまりで爆破現場の後片付け作業が終わったと公式に発表され、その後天津経済開発地区の張秉軍(ジャン・ビンジュン)董事長は「今は廃墟だが、将来は必ず美しい所になる」などと話しており、記念公園を建設して周囲を緑地帯に、南側には商業施設等を建設する計画が現在あると報じられていました。
▼2015年9月、爆発現場付近の緑化を行う作業員(参考)

天津爆発事故、現場倉庫管理会社会長に死刑判決、軽すぎると... - Record China
いくつかのメディアによると今回会長らと共に判決を受けたのは49人で幹部23人らは最高で無期懲役、また賄賂を受け取ったと認定された地元政府の幹部25人らは最高で7年の懲役となりました。
この爆発では死者数173人、行方不明者が28人となっており爆発から半径2km圏内の建物はガラスが割れるなど17,000世帯が被災しています。
会長の『執行猶予付きの死刑判決』は犯罪者に対し死刑の即時執行ができない場合に言い渡されるものだとしており、今回の例としては2年間ならかの犯罪を起こさなければ無期徒刑に減刑されるとのことです。
この爆発に関しては1回目の爆発のおよそ30秒後に2度目の大規模爆発が発生しています。爆発の規模は1回目がTNT爆薬換算で3トン、2回目は21トンとされており爆発地点ではクレーターのようなものが成形されました。
その後、1か月あまりで爆破現場の後片付け作業が終わったと公式に発表され、その後天津経済開発地区の張秉軍(ジャン・ビンジュン)董事長は「今は廃墟だが、将来は必ず美しい所になる」などと話しており、記念公園を建設して周囲を緑地帯に、南側には商業施設等を建設する計画が現在あると報じられていました。
▼2015年9月、爆発現場付近の緑化を行う作業員(参考)
