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急速な経済成長により特に都市部では高層マンションが多く建設されている中国。しかし、一部のマンションでは外にゴミが投げ落とされるなど問題が発生していると報じられています。

中国当局が運営するニュースメディア『未来網』は、中国重慶市の25階建てのマンションで一部の住人が行っているゴミの投げ捨て問題を報じています。

使用済みおむつや避妊具が降ってくる!マンション高層階から... - Record China

記事によると、問題となっているマンションに暮らす73歳の女性は毎日マンション周辺に捨てられたゴミの後片付けをしており女性によるとタバコからちり紙、オムツまで様々なものが投げ捨てられていると話しています。実はマンションにおけるゴミの投げ捨てに関して高層マンションを管理している担当者によると「どの棟でも同じ現象が起こっている」と話しており、注意喚起するため張り紙をしたりゴミ箱を置いても効果はなかったとしています。

実は問題となっているのはゴミだけではなく、そのゴミにあたり怪我をする人もでているとしており過去には1歳2ヶ月の女の子が落ちてきたレンガが頭に当たるという事件も発生しているとのことです。

頻度は別として日本でも故意にゴミを投げ捨てるという出来事が確認されており、昨年9月には 川崎市の複数の高層マンションからゴミが投げ捨てられるという出来事が発生しており、神奈川県警は軽犯罪法違反の疑いで調べるなどと報じられていたこともあります。
また東京都でも去年マンションの上層階から2Lペットボトルを落として妊婦に怪我を負わせたとして当時17歳の高校生が逮捕されています。

中国のマンション管理担当者によると「ごみ投棄がなくなるかどうかは住民のマナー意識にかかっている」と話しているのですが、それ以前にゴミを投棄すること事態が犯罪行為であり当たれば人が死んでしまうという意識の低さあまりに低すぎることが原因にあるものと考えられます。