
韓国メディアによると、今月韓国からアメリカに向かう離陸前のコックピット内で機長と副機長が殴り合いの喧嘩をしたため離陸が1時間も遅れるという出来事があったと報じられています。
2016年12月3日、韓国のテレビ局SBSによると、離陸を控えたアシアナ航空機の操縦室内で操縦士2人が殴り合っていたことが明らかとなった。 2日午前11時、仁川空港から米ニューヨークに向かう予定のアシアナ機が1時間以上遅れて出発した。原因は操縦室内で操縦士2人がけんかしたこと。けんかの理由はまだ明らかにされていない。最近、韓国の航空会社が不祥事を起こすことが続いているのですが、またも問題行動があったと報じられています。記事によると、コックピット内で殴り合ったのはアシアナ航空の機長と副機長で2人とも元軍用ヘリパイロット出身だといいます。この殴り合いによりちらかが離陸前の機体から降ろされそのまま病院に搬送されたといいます。
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パイロットらが暴行事件を起した機は病院送りとなった1人を入れ替えただけで、もう一人のパイロットはそのまま操縦桿を握り14時間のフライトを終えたと報じられており、アシアナ航空の判断にも疑問視する声が寄せられているといいます。
アシアナ航空は今年3月、発火が問題となった電動スクーターを荷物として載せ離陸していたことがわかった他(参考)、6月にはエンジンから出火した機体を再び使用し離陸これを隠蔽していた問題(参考)など不祥事が相次いでいます。