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道路のゴミや汚れをを取り除くため使用されている散水車。先日中国でこの散水車が原因で交通事故が多発するという出来事があったと報じられています。

2016年12月9日、中国陝西省渭南市では深刻な大気汚染の改善策として専用車両による放水作業が行われているが、これにより交通事故が多発している。華商報が伝えた。 

今月6日早朝、同市の各所で放水作業が行われたのだが、路面が凍結したことで事故が多発。同市の統計によるとわずか2時間30分の間に38件の事故が報告された。

Record China
中国の散水車といえば日本とは違い、やたらと激しい水を出すことで知られているのですが、実はこの散水車により出された水が原因で事故が多発しているとしています。

中国メディアによると、事故は気温低下により路面が凍結してしまったことで車同士の接触事故が発生しているとしており、同様の事故は昨年の時期にも発生していたといいます。当局は「今年は取り組みを強化し、昨年よりも頻繁に放水作業を行っている。作業の際には常に気温をチェックしているが、6日は気温の変化が激しかった」などと説明し謝罪したとしています。



中国の散水車としてはこちらの動画のようなタイプが知られているのですが、大気汚染が深刻となってからは空中にも散布するという散水車が登場しはじめているようです。

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