
中国の複数メディアによると今月10日、中国福建省アモイで開催されたアモイ国際マラソンで参加者の10人が病院に搬送され内2人が死亡する出来事があったと報じられています。
2016年12月11日、新華網によると、アモイ国際ハーフマラソンの組織委員会は、10日に開催されたレース中に10人の出場者が病院に搬送されたことを明らかにした。6人は当日中に退院したが、残る4人のうち2人は現在も入院中で、2人が亡くなった。毎年千人から数万人が集まるマラソン大会。これだけの参加者があつまり一度にスポーツを行うというスポーツ大会はマラソン以外無いと思われるのですが、一方で体調を崩すなどして病院に運ばれたり場合によっては死亡者がでてしまうことがあります。
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先日開催されたアモイ国際マラソンの組織委員会によると病院に運ばれた2人の死者数を含む10人に関しては当日退院した6人は疲労や外傷が原因で残りの2名は命に別状はないとしています。また当時の医療体制に関しては6箇所に医療ステーションを設け救護所は9箇所、AEDを携帯した医師が10人待機するなどしていたと発表しています。
相次ぐマラソン大会の死亡者
実はこの手の大規模なマラソン大会では死者がでることは珍しいことではなく、日本では1989年~2012年まで開催された同様のマラソン大会で150人あまりが死亡しています。死亡者は女性よりも男性が多い傾向があり、主な死因は急性心筋梗塞など心臓に関連するものだと言われています。当サイトの情報を元にYouTube動画を作る行為は禁止しています。