
アメリカの電気自動車、テスラモーターズが販売している車であれば誰でも無料で利用できるスーパーチャージャーステーション(高速充電ステーション)に関して、有料化の詳細が明らかになりました。
Teslaは16日、既に公表済みの自社の電気自動車向けチャージングステーション有料化の詳細を発表し、有料化となった場合も、充電の費用は無料となるが、充電が完了した後も車をそのまま停車した場合に限り1分0.4ドルを徴収することを明らかにした。テスラモーターズが販売している車両に関して、実はテスラスーパーチャージャーという公共充電ステーションを設置しておりアメリカでは既に数千箇所、全世界で4000箇所が整備されておりテスラモーターズの車両であれば誰でも無料で何回でも充電することが可能となっています。
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このスーパーチャージャーステーションに関して来年1月1日から有料化することを先月発表していたのですが、先日発表された内容によると充電は無料で充電後も車両を駐車し続けた場合に限り料金が発生するという方向に決定したとしています。
テスラモーターズとしては特に旅行など長距離を移動するオーナー向けにスーパーチャージャーステーションの整備を進めてきたものの、近所に住むオーナーやタクシーが無料充電を繰り返し本当に必要な人が充電するまで待たなければらないという問題が発生していました。
テスラモーターズは今回の有料化に関して当初から「収益化が目的ではない」としており、今回の有料化に関してCEOのイーロン・マスク氏は「チャージングステーションは充電を行う施設であり駐車場ではない」とツイッター上で説明しています。
一方で今年発表された低価格のモデル3には多くの予約が寄せられています。今後多くのテスラ製電気自動車が走り回ることでさらにスーパーチャージャーステーションが混在することは確実であり充電の待ち時間問題は今後も続いてくと考えられます。
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