小学校、中学校そして高校と太った体型の同級生がいじめられていたという記憶がある方はないでしょうか。海外の研究によるとそのような体型の人はいじめられやすい傾向にあるという内容が報告されています。
肥満は、子供同士の間でいじめが起こる主なきっかけのひとつだ。米ニューヨーク・タイムズ紙の報道を引用して中国婦女網が伝えた。研究グループによると、子供がいじめに遭いやすい原因は、人種、宗教、身体的ハンディキャップ、性的マイノリティなどではなく、じつは体重である場合が多い。米コネチカット大学はアメリカ、カナダ、アイスランド、オーストラリアに住む成人2866人を対象に体型に関する聞き取り調査を行なった結果、「体重が重すぎるとか太っているという理由で子供がいじめに遭うケースは良く見られる」と回答し、そのいじめの程度について「深刻」または「非常に深刻」とした人は69%。合わせて「子供がいじめられる一番の原因は何か」との質問では「肥満」と答えた人が約50%でした。
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また、太った体型の人は大人になってからも偏見やいじられる傾向があるとしており、医師・教員・家族・パートナーいずれの関係であっても例外ではないとしています。
プール博士によると何故太った体型の人はそのような扱いを受けるのかに関しては『スリムな体つきや運動好き』が称賛されるという文化的な心理状態が原因だとしています。
確かに小学生や中学生時代には太っている人はそのような扱いを受けてしまっていたのを目撃したのは事実なのですが、一方でクラスの人気者として太っている人がいたのも事実です。そこから考えると注目を集めやすいという理由からそのような行為に発展してしまうというのは十分に考えられます。