日本でも普及が始まっている電子タバコ。製品にはバッテリーが組み込まれていることがあるのですが、突然爆発し口周辺を負傷するという事故がアメリカで報じられています。
リキッドを200℃前後まで電熱であたため、蒸発した成分を吸入するVape(電子たばこ)。日本でも普及が進んでいますが、ちょっとでも異常を感じたらすぐに使用をやめましょう。1月14日、アメリカ・アイダホ州ポカテッロ市在住のAndrew Hallさんの口の中で電子たばこが爆発。歯を7つ失い 頬は2度熱傷と、大けがを負いました。記事によると事故がったのは現地時間今月14日、アメリカ・アイダホ州に住む男性が使用していた電子タバコが突然爆発し口に大怪我を負う事故があったとしています。
Gizmodo
使用していたのはLG製「HG2 INR18650」というもので、男性によると購入から1年が経っていたものでバッテリーはお店の人に取り付けてもらい、その後のメンテナンスやパーツを足りたりといった行為は彼ら(販売店)のアドバイスを聞いてやっていたと話しています。
▼天井についた爆発の痕跡
爆発の原因は改造による不具合もしくはバッテリーと考えられているのですが、詳しい原因はわかっておらず使用者によると充電器から取り外し使用しはじめた矢先に爆発したとの説明をしています。
記事によると同様の爆発は過去にも発生しており米消防庁によると「電子たばこの形や構造によって、リチウムイオン電池を搭載した他の製品よりも、バッテリーが故障したときに"火炎ロケット"のように動作する可能性が高くなる」と報告しているとのことです。
▼ポケットに入れた電子タバコが爆発した瞬間
日本で販売されている電子タバコに関しては一般的なタバコよりも健康への被害が少ないとされ禁煙効果のメリットがあると言われています。一方で爆発する事故も少なからず報告されており、製品に問題が確認された場合は直ちに使用を中止することが勧められています。