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高度な姿勢制御技術を有するロボット開発を続けているアメリカのボストン・ダイナミクスは、車輪で移動するタイプの新型ロボットを開発していると報じられています。

4足ロボットから2足ロボットまで優れた姿勢制御技術により人間のように動くロボットを開発していることで有名なボストン・ダイナミクス。Youtube上で公開された新型ロボットは歩いて移動するのではなく車輪を制御することでこれまで不可能だった素早さも兼ね備えたロボットとなっています。



ボストン・ダイナミクスが開発しているロボットは複数存在するものの、代表的なロボットはいずれも2足または4足により歩行するというものです。中には犬のように走るロボットも存在しているのですが何れにしても足により移動するというタイプが中心となっていました。

▼2足歩行ロボ『アトラス』


▼4足ロボット『ワイルドキャット』


このようなタイプのロボットを得意としてきた同社が今回は大幅に方向転換しし車輪タイプへの変更されました。

同社は2013年にグーグルの親会社により買収され開発を続けていたものの「(開発しているロボットは)市場を築く商品になる見込みはない」という理由から昨年3月に売却されるという噂が流れていました。売却先としてAmazonとトヨタが上がっていたのですが、以降この手の報道は一切されていません。