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韓国、ソウル市の西側にある京畿道富川市。この街にある『駅谷洞』では2014年1月に保護された猫『タヘンイ』が猫駅長として有名になり大切に飼われていたのですが、現在施設から逃走し行方不明になっていると報じられています。

ソウル市から伸びる首都圏電鉄1号線の駅がある京畿道富川市。この駅は駅谷駅(ヨッコクえき)で元キム駅長によりねずみ取りにかかり足を失う寸前で保護されたのは行方不明となったタヘンイです。

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記事によると、実はキム元駅長が現役時代、子供が電車に引かれ足を切断するという事故があったといいます。その後、原因は異なるものの同じく足を怪我し保護された猫のエピソードが国内で話題となり猫駅長として保護され2015年には名誉駅長任命されていたといます。
その後、キム元駅長は病気を患い2016年4月に休職。駅長室で飼われていた猫はソウル市にある動物保護団体に預けられたものの病気の治療が長引くという理由からもうしばらく保護してほしいと約束していたそうです。

▼タヘンイとキム元駅長
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ネット民激怒の理由は報告の遅さ

タヘンイが行方不明になったと報告されたのは2月28日で、保護団体によると1月31日にドアの隙間から逃げ出していたと発表しました。このことを知ったネット民らは初期対応が遅いという批判が多く寄せられることになったといいます。

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現在はFacebook上で猫の特徴を知らせる情報を発進したり、ペットサポートセンターの助けを借りチラシ配りをしているものの現在も発見されていないといいます。