顔認証付きレットペーパーディスペンサー_1

中国で相次ぐ公衆トイレのトイレットペーパー盗難。日本の公衆トイレでも近年「盗むな」と書かれたトイレを目撃することがあるのですが、なんと中国の公衆トイレでは顔認証装置を使用し必要な分だけのトイレットペーパーが出てくるという装置が設置されたと話題になっています。

中国の複数メディアによると、北京市東城区にある世界遺産『天壇(てんだん)』にある公衆トイレに顔認証付きトイレットペーパーディスペンサーが設置されたと報じています。

China’s High-Tech Tool to Fight Toilet Paper Bandits - The New York Times
公園のトイレに顔認識を導入、トイレットペーパーの消費量が8... - Record China

中国の公衆トイレで使用するトイレットペーパーは有料だったり、入り口で必要な分のトイレットペーパーを取り持って入らなければなりません。これはトイレットペーパーの盗難問題があるためなのですが、天壇公園にある公衆トイレには顔認証が行われ必要のトイレットペーパーが自動で出てくるという装置が設置されました。

顔認証付きレットペーパーディスペンサー_2

記事によると、トイレの利用者は装置の前に3秒立ち顔認証を行います。すると2フィートおよそ30cmほどのトイレットペーパーが出て来るという仕組みです。何故顔認証が必要なのかという点については、何回も利用する輩を排除するためであり1度顔認証がされた人物は9分後にしかペーパーがでないという設定になっています。

装置を設置した天壇公園によると、これまでは無料でトイレットペーパーを提供していたものの導入後の消費量は8割も減ったと話しておりかなりの効果があったと満足している様子です。ちなみにこの装置は日本円で8万円とのことです。