
電磁誘導によって音速を遥かに超える速度で弾体を発射するレールガン。この兵器の開発をしているアメリカ海軍はプロトタイプのレールガンを使用した試射映像を公開しています。
現在、アメリカ海軍が研究を進めているのは従来のように火薬が燃焼することにより発生するガスで打ち出すのではなく電磁気力の力で弾体そのものを加速させるレールガンです。この兵器は現在イギリスのBAE システムズが開発した155mm単装レールガンにより研究・開発が進められており、将来的には軍艦に搭載することを目指しています。
こちらが2016年11月に行われた試射映像です。米海軍が求めているレールガンの性能として最大射程はなんと370kmです。これは戦艦大和の最大射程が42kmとくらべても桁違いとなっているのですがレールガンにより発射された弾体は宇宙空間に達した後、超音速で地上に落下するというものになっています。
一度の発射に必要な電流は600万A。連射するためには十分なエネルギーとコンデンサの開発が必要です。また将来的には低速の巡航ミサイルから航空機、弾道ミサイルを撃ち抜くことができる防空兵器としての運用も考えているとしています。
研究が進められているレールガンはズムウォルト級ミサイル駆逐艦に搭載予定です。
▼ズムウォルト級ミサイル駆逐艦

こちらが2016年11月に行われた試射映像です。米海軍が求めているレールガンの性能として最大射程はなんと370kmです。これは戦艦大和の最大射程が42kmとくらべても桁違いとなっているのですがレールガンにより発射された弾体は宇宙空間に達した後、超音速で地上に落下するというものになっています。
一度の発射に必要な電流は600万A。連射するためには十分なエネルギーとコンデンサの開発が必要です。また将来的には低速の巡航ミサイルから航空機、弾道ミサイルを撃ち抜くことができる防空兵器としての運用も考えているとしています。
研究が進められているレールガンはズムウォルト級ミサイル駆逐艦に搭載予定です。
▼ズムウォルト級ミサイル駆逐艦
