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毎年、この季節になると話題となるのは日本に多く植えられている桜『ソメイヨシノ』の起源(原産)は「韓国だ」という主張です。これは中国や日本の文化などあらゆるものが韓国起源だとする韓国起源説の1つにすぎないのですが、彼らはどのような主張を行っているのでしょうか。

日本各地や韓国南部の地域で桜の開花が続々と観測される中、韓国で「100年以上に及ぶ桜戦争」が注目を集めている。20世紀初頭から続くという、桜の原産地をめぐる論争のことだ。

韓国・聯合ニュースなどの報道によると、日本と韓国をまたぐ論争は1908年4月、布教活動をしていたフランス人宣教師が、韓国南部の島・済州島(チェジュド)で「王桜(韓国語でワンボンナムまたはワンボッコ)」と呼ばれる桜が自生しているのを発見したことに始まる。

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記事によると、20世紀初頭このフランス人宣教師により送られた王桜の標本を元にドイツの植物学者は日本のソメイヨシノと比べた結果、「(韓国に自生する)王桜とソメイヨシノは同一品種」と鑑定を下したということが理由としています。結果「王桜の原産地は済州であり、日本に渡ってソメイヨシノとして広がった」という主張が韓国では一般的とされています。

20世紀初頭の科学力では「王桜とソメイヨシノはそもそも同一種」とされたものの、現代の科学力ではどのように判断されているのでしょうか。これは極めて決定な証拠とも言えるのですが両者の遺伝子解析を行なった結果、王桜とソメイヨシノは遺伝的に異なることが既に明らかになっています。具体的には王桜はエドヒガンとオオヤマザクラの種間雑種で、ソメイヨシノはエドヒガンとオオシマザクラの交雑種であることが明らかになっています。
その為、王桜とソメイヨシノは遺伝的に異なっており王桜が日本に輸入されソメイヨシノとして広がったなどという主張は誤りであると考えられます。

しかし、韓国山林庁が行なったDNA鑑定結果として「日本の王桜の原産地は済州の漢拏(ハルラ)山である」などと、ソメイヨシノと王桜は同じだと主張を繰り返しています。また韓国ではソメイヨシノは王桜と主張しているためか両者のは同じ『ワンボッコッ』と名前で呼ばれおり区別はされていません。
韓国では毎年春の季節になると「ソメイヨシノの起源は韓国にある」と大手メディアが報じており近年では外国にもその主張を強めていると言われています。
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