YARA Birkeland

ノルウェーの大手化学肥料メーカーはヤラ社は同国の大手工業企業と共同で電動で動く完全自動運用コンテナ船を開発し来年から運行を開始すると発表しているそうです。

欧州化学大手のYaraは10日、重工業大手のKongsbergと共同で世界初となる電気駆動方式による完全自動運用コンテナ船「YARA Birkeland」を建造することを発表した。この電気ドローンシップの運用開始は2018年の上半期からの予定となっており、運用後は、CO2排出量ゼロ(zero emissions)で大量の貨物物資の運送を行うことで、YaraのCO2排出量削減に多大な貢献を行うこととなる。

Business Newsline
ノルウェーに本社を置く世界最大の窒素肥料メーカー「ヤラ」及び、同じくノルウェーの大手「コングスバーググループ」が開発しているのは『YARA Birkeland』という次世代コンテナ船です。冒頭でも紹介したようにこのコンテナ船は世界初の電動駆動を動力にしており、合わせて無人で出港し目的地まで向かうという技術が導入されているといいます。



ヤラによると今後同社が保有するコンテナ船については順次この電動コンテナ船を導入していくとしており、2020年頃には全てのコンテナ船をYARA Birkelandに置き換えるとしています。運用については運用開始後は有人船として、2019年には遠隔操作で行い2020年には完全無人状態で運行を行うとしています。

同様の無人コンテナ船ロールス・ロイスが「ブルー・オーシャン」という計画を発表しているものの、国際海事機関の規則によると船舶の運行は最少人数を載せなければならないという法律があることから無人船は法律上違法であると判断されており、船舶保険会社も保険を掛けることが出来ないなどと反応を示していました。
ロールス・ロイスによると無人コンテナ船は船室や空調を設ける必要がなく輸送にかかるコストを最大12~15%削減可能だと説明しています。