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中国や海外で流通していると言われているのはプラスチックで作られた米です。これは過去に何度か確認されているのですが、先日中国国内で火を着けるとゲル状に変化するという米が見つかったとして当局が既に押収していると報じられています。

中国の複数メディアによると今月、雲南省玉渓市ので売られていた米の中から明らかに米粒とは形状のことなるプラスチック米が確認されたと報じられています。

雲南市面驚傳有疑似塑料米 市監局立案調查|即時新聞|大陸|on.cc東網

この米を買ったのは市内に住むネットユーザーで小さい商店で『稲花香』という一袋25kg入り、高級米で知られる黒竜江省産のものを購入したといいます。しかし、米袋を開けてみたところ米粒とは異なる角ばった白い粒が入っており、試しに火をつけて見たところ炭化せずプラスチックが焼けるようにゲル状に変化していったと話しています。この様子は中国の動画配信サイトに公開されているそうです。
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この米について市の市場監督管理局が既に捜査に乗り出しており、米を購入した商店の立ち入り調査が行われ疑われる米13袋を押収。今後検査機関で行われた結果を公表すると発表しています。

プラスチック米については製造コストのから割に合わないなどとして懐疑的な意見も多くあるものの、実際に販売されているのは今回の報道からもほぼ確実です。プラスチック米は2011年の時点で既に確認されており、近年であれば中国産のものがインドネシアやナイジェリアで流通していたと言われています。また中国本土では紙を丸めて作った『紙米』というのが確認されています。(参考)