
アメリカに本社を置くロケットラボは25日、ニュージーランドに建設された民間宇宙基地からロケット『エレクトロン』の打ち上げに成功したと発表しました。
国内外の複数サイトによると先日25日、ニュージーランド北島のマヒア半島に建設された民間宇宙基地からロケットラボが開発したロケット『エレクトロン』の打ち上げが実施されこれに成功したと報じています。
ロケットラボ「エレクトロン」初打ち上げ 軌道到達以外は成功 月面探査レースに刺激 | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト
エレクトロンロケットは2弾構成の小型ロケットで全長17m、直径は1.2m。地上500kmの太陽同期軌道に150kg、国際宇宙ステーションが周回しているような地上500kmの低軌道に225kgの質量を打ち上げることが可能で、1機あたりの打ち上げコストは現在のところ約490万ドル、約5億5000万円とされています。
ロケットラボによると初号機となる今回の打ち上げでは人工衛星は搭載せず実施したとしています。また今後2度の打ち上げ試験を行い今年後半にも人工衛星を打ち上げる商業打ち上げを始める予定とのことです。
GIGAZINEによると、ロケットラボがアメリカ国内ではなくニュージーランドに宇宙基地を建設した理由については国内に比べ渋滞が少なくロケットそのものの輸送が容易なこと、南方向へのロケット打ち上げに適していること、またニュージーランド政府が協力的であったことや同社のCEOピーター・ベック氏がニュージーランド出身だったことを挙げています。(参考)
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Electron in flight. #ItsaTest pic.twitter.com/typyIgxCSb
— Rocket Lab (@RocketLabUSA) 2017年5月25日
エレクトロンロケットは2弾構成の小型ロケットで全長17m、直径は1.2m。地上500kmの太陽同期軌道に150kg、国際宇宙ステーションが周回しているような地上500kmの低軌道に225kgの質量を打ち上げることが可能で、1機あたりの打ち上げコストは現在のところ約490万ドル、約5億5000万円とされています。
ロケットラボによると初号機となる今回の打ち上げでは人工衛星は搭載せず実施したとしています。また今後2度の打ち上げ試験を行い今年後半にも人工衛星を打ち上げる商業打ち上げを始める予定とのことです。
GIGAZINEによると、ロケットラボがアメリカ国内ではなくニュージーランドに宇宙基地を建設した理由については国内に比べ渋滞が少なくロケットそのものの輸送が容易なこと、南方向へのロケット打ち上げに適していること、またニュージーランド政府が協力的であったことや同社のCEOピーター・ベック氏がニュージーランド出身だったことを挙げています。(参考)
Why a black rocket? Carbon composite materials are black! Paint is heavy & adds another process. Plus, doesn't it look beautiful! #ItsaTest pic.twitter.com/1xc4CaaIFM
— Rocket Lab (@RocketLabUSA) 2017年5月24日
#ItsaTest pic.twitter.com/KRo1iBB1wK
— Rocket Lab (@RocketLabUSA) 2017年5月25日
Space - as seen by Electron. #ItsaTest pic.twitter.com/JR2RlZuLFp
— Rocket Lab (@RocketLabUSA) 2017年5月25日