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アラブ首長国連邦最大の都市『ドバイ』。地上828mの超高層ビル『ブルジュ・ハリファ』が建設された都市としても有名なのですが、現地メディアによるとこの都市にいる外国人の浮浪者つまり物乞いを行っている人を調査したところ月収は日本円で825万円に達していたと報じています。

中東のドバイは世界で最も豊か国として知られている。その豊かさは想像を超越しており、乞食がお金をとんでもなく稼ぐことでも知られている。ドバイのメディア、ガルフニュースは面白い統計調査を発表。ドバイの自治国と共同で約60人の乞食を相手に月の収入を調査。

結果は驚くべき事に、物乞いだけで月に27万ディルハムを得ていたという。日本円に換算して825万円(2017年6月3日現在)。

ゴゴ通信
年収ではなく月収が約825万円相当になっていたという今回の報道。信じがたい額になっているのですが、これはドバイのGN Mediaが報じたもので2016年にドバイ市の警察官により月収Dh270,000を稼いでいた物乞いが逮捕されたそうです。

これは2016年4月に報じられたドバイ警察による第1四半期に勾留した「浮浪者」の実態についての調査内容と考えられ勾留した59人はいずれもアラブ首長国連邦の国籍をもっていない外国人だったとしており浮浪者らの一部は月に約800万円稼いでいたというものです。

この手の報道が世界中に広まってたこともあるのか当局も摘発に力を入れており2017年5月に報じられた記事では2週間で340人の違法住民を摘発しています。彼らは外国籍の人間だったとしており露天商または路上販売、物乞い、ギャンブルを行い現金収入を得ていたとのことです。(参考)

また過去2年間に20人の少年が逮捕されており観光ビザ訪れで物乞いを行なっていました。大人の物乞いの大半は車椅子を使用するなどして働くことができないことを示し金銭を得ていたとしています。