
普通の人間では不可能な重量を持ち上げたりなど動作を補助するパワードスーツについて、アメリカの航空宇宙企業ロッキード・マーティンはK-SRDを開発していると報じられています。
ロッキード・マーティンが戦場の兵士をパワーアップさせる外骨格タイプのパワードスーツ「K-SRD」を発表しました。近代戦争でも重要な歩兵の戦力を大幅に向上させる狙いです。ロッキード・マーティンはすでに「Fortis」と呼ばれる作業員向けの外骨格タイプのパワードスーツを開発済み。Fortisは支持フレームで作業員をサポートして、膝の屈伸運動の負荷を軽減したりするパワードスーツです。ロッキード・マーティンが開発を目指すパワードスーツはKnee Stress Release Device(K-SRD)というもので、米国防総省が進めている軍事戦略の一環として進められているといいます。そのため着用するのは陸軍の歩兵や海兵隊と考えられ、数十kgになるという重い装備を着用した状態で長距離の移動可能が可能になります。
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パワードスーツについては2014年前後に数多く研究・開発されていました。例えばカナダに本社を置くバイオニック・パワー社が開発した「PowerWalk(パワーウォーク)」というものは2016年に米軍による実用試験を実施し、2017年にも採用を目指すなどとしていたものの今回報じられた内容から考えるとは不採用になったと考えられます。
また海外ではオーストラリア国防総省がモーターやバッテリーを使用しない無電源のパワードスーツの開発に成功。一般的な金属から作られた構造ではなくナイロン製バンドと金属ワイヤーで作られていたものの軍に採用されたとは報じられていません。(参考)
同様に日本の防衛省も2015年度から高機動パワードスーツの研究・開発費用として9億円を計上したもののその後どうなったのかは特に報じられていません。
▼アメリカ国防高等研究計画局DARPAの計画により開発されたパワードスーツ(2014年)
このようにアメリカだけでもパワードスーツの構想は数年前からあり試作モデルも複数作られているものの導入されたことはなくK-SRDについても同じ道を辿ることが予想されます。
