
欧米を中心としたレストランででは飲食代とは別にチップを支払う習慣があります。一方、日本と同じようにチップを渡すという習慣の無い中国ですが、先日電子決済に対応したチップ制度を導入したレストランが登場したとして話題になっています。
「ネットで紅包(ご祝儀)」が盛んになるにつれ、北京の一部飲食店では、「QRコードをスキャンしてチップを渡す」制度がひっそりと導入されつつある。これらの飲食店の従業員は、二次元バーコード(QRコード)の入ったネームプレートを胸につけている。顧客が、彼らのサービスが良いと感じた時、あるいは食事が美味しかった時、スマホを取り出して従業員のネームプレートのQRコードをスキャンすることで、その従業員にチップを出すことができる。記事によると今回チップ制を導入したというとあるレストランでは、これまで客からチップを受け取ること自体を禁止していたといいます。しかし、近年従業員がより積極的にサービス向上に努めるようにとチップ制度を実施。従業員は中国で普及している電子決済可能なQRコードが入ったネームプレートを付けておりスマホのカメラで読み取ることで振込を行うことができるというものです。
Record China
チップの額については物価が高い中国北京市でもおよそ3~5元(約50~80円)と小銭程度とされています。
中国ではチップ制度は珍しく様々な意見が寄せられているといいます。中国のネットユーザーらは「従業員はよりよいサービスを心がけるようになる」「自分の気持を示す方法の1つ」として肯定的な意見の他、「チップを渡さなければ然るべきサービスを受けられないのではないかという強迫観念を客に植え付けてしまう恐れがある」など否定的な意見も寄せられているとのことです。
海外を見るとチップを支払う場面はレストラン以外も多く、仮に中国でもこの習慣が浸透し始めた場合は海外に習って様々な場面でチップ制度を導入してくる可能性も考えられます。
