長距離の相手を1発から数発の弾丸で仕留める狙撃手。国内外の複数メディアによると先日カナダ軍に所属する兵士が3kmを超える狙撃に成功し世界記録となったと報じられています。(写真は参考資料)
カナダのニュースサイト『The Globe and Mail』によると、イラクに先月派遣されてたカナダ軍のジョイント・タスクフォース2の狙撃手がイスラム国(IS)の戦闘員に対し攻撃を行い3,540mの狙撃に成功したと報じています。
Canadian elite special forces sniper makes record-breaking kill shot in Iraq - The Globe and Mail
記事によると人物や場所等は機密から明らかにされていないものの使用された銃は『TAC-50』というアメリカのマクミラン社が開発した50口径のボルトアクション式対物ライフルとしており、ビルの上から低い位置にいるターゲットへの射撃だったとしています。
▼TAC-50
ジョイント・タスクフォース2は主にテロ対策、狙撃、人命救助を行う特殊エリート部隊でカナダの軍隊規模はイギリスやアメリカに比べて小さいものの西側諸国では特に狙撃に関する熟練度が高く評価を受けているとのことです。またこの手の長距離狙撃は一般的に観測手とペアで行なっており、観測手により射弾の修正が行われ正しい狙撃が可能となっています。
▼一般人によるTAC-50の射撃
3695mの長距離狙撃、どのような銃を使用したのか : ZAPZAP!
▼ベンジャミン准尉(フランス軍)
ベンジャミン准尉はCheyTac .408 M200 Interventionという銃、CheyTac .408というこの銃にしか使用できないという特殊な兵装で長距離射撃を行うまでに3年間に及ぶ選抜と訓練を受けて成功しました。
Canadian elite special forces sniper makes record-breaking kill shot in Iraq - The Globe and Mail
記事によると人物や場所等は機密から明らかにされていないものの使用された銃は『TAC-50』というアメリカのマクミラン社が開発した50口径のボルトアクション式対物ライフルとしており、ビルの上から低い位置にいるターゲットへの射撃だったとしています。
▼TAC-50
ジョイント・タスクフォース2は主にテロ対策、狙撃、人命救助を行う特殊エリート部隊でカナダの軍隊規模はイギリスやアメリカに比べて小さいものの西側諸国では特に狙撃に関する熟練度が高く評価を受けているとのことです。またこの手の長距離狙撃は一般的に観測手とペアで行なっており、観測手により射弾の修正が行われ正しい狙撃が可能となっています。
▼一般人によるTAC-50の射撃
狙撃の記録
今回の狙撃は殺害を行なった例として世界最高記録となっているのですが、非殺害の記録としてはこれよりもわずかに長距離射撃を行なった記録が存在しています。2015年10月、フランス国防総省が発表したものでフランス軍の狙撃手ベンジャミン准尉(l’adjudant Benjami)により3,695mの狙撃に成功しました。3695mの長距離狙撃、どのような銃を使用したのか : ZAPZAP!
▼ベンジャミン准尉(フランス軍)
ベンジャミン准尉はCheyTac .408 M200 Interventionという銃、CheyTac .408というこの銃にしか使用できないという特殊な兵装で長距離射撃を行うまでに3年間に及ぶ選抜と訓練を受けて成功しました。