巴鉄1号_1

渋滞に関係なく車の上を通過することができるバス『巴鉄1号』。中国で試験されていたものなのですがプロジェクトの関係者とされる人物が「(車両は)日本に運ばれテストが行なわれる」などと説明していることが明らかになりました。

中国メディアの今日頭条は30日、交通渋滞を解消するうえでの「神器」として注目を集めた巴鉄1号が倉庫から撤去されたと伝える一方、巴鉄1号のプロジェクト関係者が「巴鉄1号は撤去されるのではない」、「日本に運ばれ、テストが行われる」と述べたと伝えた。

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昨年、中国で試験路線が設置されたなどと日本のメディアでも多く取り上げられていた『巴鉄1号』(Transit Elevated Bus,TEB-1)という車両。1階部分が空洞になっており渋滞している車の上を通過することができる新たな公共交通として注目を集めていたものなのですが、建設された試験路線周囲で交通渋滞を引き起こしているとして先月末に撤去されたと報じられていました。

この件に関してサーチナによると中国メディアが報じた内容として巴鉄1号プロジェクトの関係者は「決して撤去されるわけではない」「巴鉄1号は日本の企業に引き渡され、日本でテストが行われる」、「日本以外の世界の複数の国から引き合いがあるのは事実」と述べたことを伝えたとしています。

▼試験路線の撤去が進む現場
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Photo:今日头条
記事でも書かれているように2016年8月このバスが日本で紹介され始めた頃には中国では「バスそのものが大がかりな投資詐欺である可能性がある」などと親会社が過去に投資詐欺事件を起こしていると暴露されるなどかなり怪しい噂がいくつか流れていました。
その後、車両は同年10月には屋根付きの倉庫に収められたまま動くことはなく完全に放置状態となり現在に至ります。

日本に輸送されるという関係者の話しが報じられたことについて該当する記事を見つけることができなかったのですが、仮に日本で試験されたところで運用はかなり難しいと考えられます。

▼解体ではなく何処かに運ばれようとしている巴鉄1号
巴鉄1号_1
Photo:今日头条
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Photo:今日头条