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地球上でも中国のごく一部の限られたエリアでしか生息していないパンダ。日本でも非常に人気の動物の1つなのですが、中国にある飼育環境施設で子パンダを放り投げるなど映像がインターネット上に公開され中国のネットユーザーから批判する声が多く寄せられていると報じられています。

中国のポータルサイト『新浪』によると今月12日、四川省成都にあるジャイアントパンダ繁殖研究基地というパンダの飼育施設は中国版Twitter上で2分あまりの動画を公開しました。その映像はパンダの首根っこを掴み施設内に入れる様子、またパンダを外に放り投げるなど乱暴に扱っている内容が含まれていたことで直ちに炎上する事態になりました。
この動画は今月21日午後の時点で再生回数が440,000回、コメントは3200件寄せられていたといいます。

工作人员粗暴对待熊猫?成都熊猫基地回应|大熊猫|饲养员|熊猫基地_新浪新闻



ジャイアントパンダ繁殖研究基地によると問題の映像は理由があると説明しており、撮影された当時2頭の検査が予定されていたものの外にいた1頭が中に入らないように、また中にいた2頭が外に出ないように阻止していたといいます。その時点でパンダに噛まれたりするなど飼育員3人が負傷しておりこれ以上被害がでないよう強い対応を取ってしまったとしています。

飼育施設で育てられているパンダの映像はYoutube等に多く投稿されているのですが、「とりあえず飼育員さんと遊びたい!」という物が多く見受けられます。子パンダとはいえすでに犬の大きさレベルに育っており力も強くなっているのも事実です。多少手荒い対応を取ってしまったことは問題があると考えられるもののこのサイズでも人間の手に負えないという状況も伝わってきます。

▼清掃員と遊びたいパンダの映像