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仕事や趣味で長時間車の運転をされる方も多いと思いますが、イギリスの大学が行なった研究によると毎日2時間から3時間車を運転すると脳の認知機能や大脳に悪影響を与えることが分かったと発表しています。

中国国営、人民網が伝えたところによるとレスター大学のKishan Bakrania博士らが行なった研究結果とし、被験者93,000人に対し知能指数と記憶力テストを繰り返した結果、毎日2~3時間またはそれ以上車の運転していたは運転時間が少ない人と比べテスト成績の下落幅が「より速く、より顕著」となる傾向が見られたとしています。

英国専門家:毎日2、3時間以上の運転で脳にダメージ--人民網日本語版--人民日報

記事によると例えば同じ姿勢の例としてテレビを見る、イスに座りゲームや長時間PC作業を人とも行う明らかに違う傾向が見られてたといいます。

一方、長時間PC作業をする人やゲームをする人はそうでない人に比べ脳機能が向上している傾向が見られたとしており、これらの行為は知能指数が向上する可能性が高いとしています。ただし長時間テレビを見ている人については自動車を運転している人と同じような傾向がみられたともしています。

この研究結果についてBakrania博士は「毎日2~3時間以上運転すると心臓機能や認知機能に悪影響が及ぶ。これは長時間座り続けることで脳の一部の動きが不活発になることによるものだ」と主張しています。また『長時間の運転はストレスと疲労』が認知機能の低下と関連がある可能性があるとも指摘しています。