ローストビーフバーガー

今月9日より販売が開始された東京ローストビーフバーガーについて、ローストビーフが『安物のハム』だったこととするSNS上の画像についてフェイク画像ではないかとする意見が一部寄せられていることが明らかになりました。

関西地域ではマクドナルドを「マクド」、関東を始めそのほかの地域では「マック」と呼んでいることに対しマクドナルドは対決メニューとして新メニューの販売を開始しました。そこで販売されたのが『東京ローストビーフバーガー』と『大阪ビーフカツバーガー』です。

こちらがマクドナルド公式サイトに掲載されている東京ローストビーフバーガーの写真。
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そしてこちらがインターネット上で公開された東京ローストビーフバーガーとされる写真です。
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このようにローストビーフが明らかにスーパーで売っているような安物ハムだったという書き込みがSNS上であったとされています。

東京ローストビーフバーガーについては多くのサイトがレビューを行なっており写真が掲載されています。例えばGIGAZINEでは今月10日にレビュー記事を掲載しており実際に購入した写真はこのようなものになっています。

マック軍・東京ローストビーフバーガーとマクド軍・大阪ビーフカツバーガーを食べてみた - GIGAZINE

GIGAZINEローストビーフバーガー
Photo:GIGAZINE

SNS上で投稿された写真とGIGAZINEがマクドナルドで購入した写真ではローストビーフの形状、そして枚数が異なっています。他のサイトでもローストビーフは2枚ではなく3枚入っており、レタスにはしっかりマヨネーズがかけられておりそれがローストビーフ上にも付着しています。
しかしSNS上で公開された写真にはマヨネーズのような痕跡が確認できません。

ただ、このローストビーフについて幾つか疑問があるの事実です。そもそもローストビーフとは牛肉の塊をオーブンなどで蒸し焼きにしたものを指します。つまり牛肉(ビーフ)100%ということになるのですが、マクドナルド公式サイトの原産国情報によるとローストビーフに豚肉が入っているという表記になっています。つまりこれはローストビーフのような形をしたものであり、ローストビーフではありません。

東京ローストビーフバーガー | メニュー情報 | McDonald's
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またGIGAZINEによると東京ローストビーフバーガーのローストビーフについて「ローストビーフも、なんというか「ハムっぽさ」が否めず、もうちょっとスペシャル感が欲しかったところ……。」と表現されておりローストビーフとは異なる食感があったとしています。

SNS上で投稿された東京ローストビーフバーガーについては発信源を探すことができず誰が投稿したものかは不明なのですが、仮にフェイス画像であったとしても間違いなく言えることは東京ローストビーフバーガーのローストビーフは豚肉が入っているということはほぼ確実といってよいと考えられます。