Su-57

ロシアで開発が進められているT-50まはたPAK FAと呼ばれているロシア空軍のステルス戦闘機について呼称を『Su-57(スホーイ-57)』と正式決定したと報じられています。

ロシア航空宇宙軍のボンダレフ総司令官は11日までに、2019年にも配備予定で、これまでT50としていた最新鋭戦闘機の呼称をスホイ57と正式決定したと述べた。ロシア国防省系のテレビ「ズベズダ」のインタビューで明らかにした。

ステルス性能を持つスホイ57は「第5世代」と呼ばれる次世代型戦闘機。最高速度はマッハ2とされ、性能は米国のF22戦闘機に匹敵するとされる。ロシア軍にはまず12機が配備される計画。

産経フォト
Su-57は2010年に初飛行したステルス性能を有する第5世代ジェット戦闘機で数機の試作機による試験飛行が続けられている状態です。その最新型はT-50-9というナンバーで今年5月モスクワ郊外にあるM.M.Gromov飛行研究所で稼働している様子が確認されています。

▼試作機のT-50-9
T-50-9_2

Su-57は全長約20m、幅14mありアメリカのF-22よりも大型で相当なのですが同等のステルス性能があると言われており、製造費に関しては5,000万ドル程度とF-35のおよそ半額以下になるといわれています。ただF-35やF-22と比較した場合のステルス性能や第5世代ジェット戦闘機としての性能については疑問視されることがあるのも事実です。

今年5月にはロシア国防相セルゲイ・ショイグ氏によるとSu-57を2019年にも実戦配備すると発言しています。