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韓国のサムスン電子によると自社が販売する家電製品についてインターネットに接続可能なスマート機能を搭載する計画を明らかにしました。これにより冷蔵庫や洗濯機などを音声操作したりリモート操作することができるとしています。

韓国メディア『聯合ニュース』によるとサムスン電子は来月ドイツ・ベルリンで開催される国際家電展示会(IFA)2017で2020年までに何らかのスマート機能を搭載した製品を全家電に搭載する計画を報じています。

2020년까지 모든 삼성 가전제품에 스마트기능 탑재(종합)

記事によると『サムスンスマートホーム』という構想で統合アプリケーションで制御できるようにした「サムスンコネクトホーム」を使用しこれらを制御するとしています。具体的には冷蔵庫であれば音声認識を使用し必要なレシピを探し食材を注文するといった機能や台所では食事の準備で汚れたところロボット掃除機を呼ぶと同時に洗濯機をリモート操作しながら監視することができるとしています。

サムスン電子によるとサムスンコネクトホ​​ームというアプリを来月から提供するとしており、Wi-Fi接続された既存スマート家電を制御できるようになるとしています。また最大で130もの機器を連動させることが可能だとしています。
このアプリは人工知能サービスを使用し音声認識を利用した個人秘書のような役割として使用可能だとしており例えば天気予報などを呼び出すことができるとのことです。

これまでオフライン接続されていた家電などをインターネット接続し制御する仕組みを『IoT』などと呼んでいますが、スマートフォンで操作可能な次世代家電というのは徐々に増えていくものと考えられます。