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今月26日、北朝鮮から複数の飛翔体が発射され最大で250km先に着弾した事案について、韓国政府によると大型の多連装ロケット砲から発射されたものではなく短距離弾道ミサイルだったと訂正しています。

韓国の『ソウル新聞』によると28日、国家情報院の発表として今月26日、北朝鮮の日本海に面する江原道から発射された3発の何らかの飛翔体に関してロケット砲ではなく短距離弾道ミサイルである可能性が高いと報じています。

[서울신문] 국정원 “북이 동해로 쏜 발사체 단거리 탄도미사일 가능성 높아”

この飛翔体は26日午前6時49分に30分の時間をかけ合計3発を発射していたもので、韓国政府は到達高度や軌道が北朝鮮が保有する300mmロケット砲の飛翔軌道(射程200km)と似ているとし、これの改良した発射が行われた可能性があると発表していました。

26日に発射したミサイル、多連装ロケット砲の可能性 : ZAPZAP!

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しかし、分析を進めたところ飛翔体の飛行速度がロケット砲よりも遥かに高速だったことが理由としており一部報道によると飛行速度はマッハ5(6,125km/h)程度でていたとしています。

北朝鮮が発射した短距離弾道ミサイルと考えられる飛翔体は3発のうち2発が発射直後爆発したとされておりうち1発が最高高度50kmを飛行し250km先の日本海に着弾しました。