皆既日食

先日、アメリカを横断する形で観測された皆既日食。この規模は99年ぶりとされているのですが、一方で皆既日食を観測しようと日焼け止めを目に直接塗ってしまったという人間が数人病院で診察を受けたと報じられているそうです。(写真は皆既日食を裸眼で観察してしまったトランプ大統領)

アメリカのフォックスニュースなど複数メディアによると、8月21日に観測された大規模な皆既日食でちょっと変わった患者が眼科に訪れていると報じています。

How to recognize symptoms of retina damage from eclipse viewing - KRCR

記事によると、目に痛みを訴え眼科医に訪れたカリフォルニア州の人物は自身が使用している普通のメガネに日焼け止めを施し直接太陽を観測していたと話しているといいます。またバージニア州の医師は目に直接日焼け止めを塗り痛みを訴える患者がいると報告を受けていると報じています。彼らはNASAが承認した日食観測用のサングラスをもっていなかったとのことです。

何かフェイクニュースのようにも感じてしまうのですが、一方でアメリカで人気だというラッパーのジョーイ・バッドアスさんは裸眼で直接日食を観測したところ目を負傷し予定していたコンサートを中止する出来事があったとも報じられています。

バッドアスさんによると「俺たちの祖先はファンシーな眼鏡なんて持っていなかったし、全員が視力を失ったこともなかったはずだ」と、裸眼で観察しても問題はないという非科学的な主張をしていたとのことです。