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9月2日、正午過ぎ北朝鮮が6回目の核実験を行った8分後にマグニチュード4規模の地震を各国が確認していたことに関し、当初韓国当局はそのような地震は発生していないと説明していたものの2日後に訂正していたことが明らかになりました。

韓国メディア、朝鮮日報によると北朝鮮が6回目の核実験を行った後に発生した地震に関して今月5日、これまで観測されていないと発表していた内容を訂正したと報じています。

기상청, 北핵실험 이틀 후에야 "4.4 규모 함몰지진 있었다" 확인 - 조선닷컴 - 사회

この地震は核実験が行われた3日午後12時29分のおよそ8分30秒後、午後12時38分32秒にマグニチュード4.4規模の地震が観測されていたというものです。韓国気象庁によると核実験が行われたところから南東に7km離れたところで発生したとしており核兵器が地下で炸裂したことで生じた陥没地震と説明しています。

核実験直後に発生した陥没地震とされる現象については中国地震局は3日午後、核実験が行われた数時間後以内にM4.6規模が発生したと発表していました。記事によると韓国気象庁の関係者の話として「様々なフィルタを適用し分析した結果、陥没推定地震波形を観測していた」と説明しているといいます。

ただ、韓国気象庁は3日の時点で「陥没地震という特有の揺れは確認されなかった」などと説明しており精度が中国よりも劣っているという状況に対し韓国では批判の声が高まっています。